BinanDiary

令和5年度 BinanDiary

3年半ぶりの外国客船の入港!

令和5年 4月21日(金)

本校の学校運営協議会の委員でもある商工観光課の藤原さんから、外国船籍の入港が今朝、久しぶりにあったことの連絡をいただきました。

その昔、本校には造船科がありました。同窓生の多くが、ここ玉野で日本の船は言うまでもなく、外国航路をゆく大型の船を造っていました。

玉野備南高校の往事(おうじ:過去)をしのびながら、ニュージーランドからやって来た客船「ヘリテージアドベンチャー」の雄姿(ゆうし:いさましいすがた)を眺めました。

この後、広島に寄港するそうです。岡山の旅はいかがでしたか?

それぞれの授業が始まっています。~現代文と美術~

令和5年 4月21日(金)

◆石原先生の「現代文A」の授業です。

石原先生も「言葉は大切」という視点でお話をしてくださいます。今日はこの国語の基本を押さえながら、現代文を表現する上での注意を教えていただきました。

「言葉は言霊(ことだま)」という言葉があるように、言葉には人の気持ちや行動を動かす力があります。口に出した言葉が実際にその通りになってしまうこともありますから、言葉の力を侮(あなど)ってはいけません。

言葉は相手にも、周囲にも、そして自分にも良い影響を与えることを意識して口にする、文字にするということを確認しました。

 

◆渡辺先生の「美術Ⅰ」の授業です。

前期初めての授業は「自画像を描く」です。教科書には画家たちの自画像が載っています。

生徒たちは、卓上鏡としばらくはにらめっこです。

えっ、マスクのままの自画像ですか?

生徒の皆さんは戸惑っていました。無理もありません、もう3年もマスクを着けた生活でしたからね。まさか「マスクの下は何もない!」ということはないですよね(笑)。

生徒の皆さんはどんな自画像を描くことやら、次の時間もお邪魔します!

それぞれの授業が始まっています。~国語表現と書道~

令和5年 4月20日(木)

◆小室先生の「国語表現」の授業です。

先生はスポーツトレーナーとしてコーチングの技術も修得されています。この授業でも国語の基本的事項に加えて、生徒自身の持ち前の力をうまく引き出そうとされていました。

「言葉」は人を活かすことも殺すこともできます。だからこそ、小室先生が言葉の勉強に「共感する力」についても考えさせようとされているのですね。

小室先生よろしくお願いいたします。

 

◆福本先生の「書道Ⅰ」の授業です。

授業の初日ということもあって、今日は授業の進め方や用具の片付けの仕方などのガイダンスがありました。今年度は受講者も増えておお賑(にぎ)わいです。

筆のつかい方をアンパンマンの顔で説明してくださいました。でき上った顔が黒板に掲示されましたが、皆、それぞれに筆運びがうまくいったようですね。

福本先生、今年もいろいろな取り組みをお願いします。

 

それぞれの授業が始まりました。

令和5年 4月19日(水)

◆満先生と西明寺先生の「英語総合」の授業では、マナトレで英語文法の基礎をしっかり復習しました。

その後、疲れた頭をリフレッシュするために、3人一組で「Don't Say 20」というゲームをして盛り上がりました。英語で数を順番に言いますが、「twenty(20)」を言ったら負けになってしまうというゲームです。

一人が3つまで数が言えるので、途中から駆け引きが始まる面白いゲームでした。

 

廊下の奥から生徒の楽しそうな声が聞こえてきました。のぞいてみると、

 

◆藤澤先生の「保健」の授業です。

御自身の経験をまじえたお話はとても興味深いものがありました。将来、参考にする生徒もいるかな??

授業の終わりに、クラスの団結力が試されました。「グループでペーパータワーづくり」という活動です。糊(のり)やハサミを使わずにミスプリントを使って紙のタワーを作り、その高さを競うというものです。それぞれのグループが知恵を出し合い、工夫と団結を示していました。

 

◆神(じん)先生の「数学Ⅰ」の授業は、黒板の字がとても見やすく、説明もわかりやすいです。

教科書に出てくる係数や指数、多項式や単項式と言った用語を、その成り立ちからわかりやすく話してくださいました。

「数学の式や法則を考えた人は、案外、めんどくさがり屋の人かもしれませんね」という指摘は、実に面白い発想ですね。

 

◆西明寺先生と満先生の「英語コミュニケーションⅡ」の授業は、Chromebookを使っていました。

次の時間に向けて「What amI?(私は何でしょう?)」というクイズの準備をしていました。

英文の難しいヒントから徐々に(じょじょに:少しずつ)簡単なヒントにしてゆくために、調べたり、考えたりと、なかなかに頭を使います。次の英語の時間が楽しみです!

ようこそ!ユーシフ先生(Yussif Awal sensei)

令和5年 4月17日(月)

これから毎週月曜日は、ALTのユーシフ先生が来てくださいます。先生はガーナから岡山にいらっしゃっいました。

サッカーやバスケットが得意なスポーツマンです。数年前に来日されていて、日本語もお上手です。英会話に困ったら、日本語でもOKなので助かります。

先生のさわやかな笑顔に誘われて、生徒たちは積極的に英語で自己紹介をしようしていました。

ユーシフ先生、ようこそ玉野備南高校へ!

これからよろしくお願いします。

うれしい、朝のひとコマ。

令和5年 4月17日(月)

始業式からいよいよ本格始動の今日、本校へ2年生の転校生が来てくれました。

朝、その教室を覗(のぞ)いてみると、転校生を歓迎する言葉が黒板にチョークで大きく書かれていました。

青色チョークで書かれた柔らかなタッチの転校生の名前の文字は、1時間や2時間でできるものではないほどの丁寧な仕上がりでした。

聞けば、クラスの女子生徒ふたりが準備したとのこと。新しい土地に不安な面持ち(おももち:表情)でやって来る転校生のことを思いやる気持ちは、転校生本人は言うまでもなく、その黒板を見る者の心も嬉しくしてくれました。ありがとう!

「この心優しい生徒たちに幸あれ!」と心から祈った朝でした。

令和5年度転退任式がありました。

令和5年 4月12日(水)

小雨の降りしきる中、この春の人事異動で転出された先生方が、生徒に会いに来てくれました。

転勤された先生方の新しいお勤め先をお知らせします。

 

英語科の山口先生は水島工業高校へ、保体科の服部先生は倉敷古城池高校へ、数学科の岡田先生は笠岡高校へ、地歴公民科の松浦先生は岡山城東高校へ転出されました。家庭科の高田先生は御退任です。

事務室の三宅先生は東児市民センターへ、藤原先生は適応指導教室(わかば)へ御転出です。

 

転出された先生方は、この時期、新しい職場でとても忙しいはずです。それにも関わらず、多くの先生方が本校に駆けつけてくださいました。これは先生方が生徒の皆さんのことを大切に思ってくださっている証(あかし)です。

転出された先生方が愛したこの玉野備南高校を、生徒の皆さんと教職員でさらに良くしてゆきます。ありがとうございました。

 

各クラスでのお別れ会が終わるころ、薄日(うすび)が差してきました。新任地でも御活躍をお祈りします。

どうぞお元気で(;_;)/~~~

令和5年度対面式がありました。

令和5年 4月12日(水)

今日は入学式を終えた新入生が、在校生と対面する日です。授業や学校行事、生徒会や部活動で学年を越えた交流が始まります。

まずは挨拶が基本です。

「挨拶は、相手の懐(ふところ)に飛び込んで迫ってゆく第一段階ですよ」と人生の先輩が教えてくださったことがあります。

「こんにちは」「失礼します」「ありがとうございます」「すみません」「さようなら」と、相手の目を見て挨拶をすれば、緊張感も少しずつ解(と)けてゆくから不思議です。

新しい場所は誰もが1年生。わからないところだらけ。わからないことがあれば、先生や上級生と挨拶を交(か)わしながら聞いてくださいね。そうすることで新しい人付き合いができてゆくこと間違いなし!

昭和の昔から、「聞くは一時(いっとき)の恥(はじ)、聞かぬは一生の恥」とよく言います。「わからないことを聞くことは、一瞬、恥ずかしい思いをするかもしけれども、わかることで不安は解消します。しかし、知ったかぶりをして聞こうとしなかったら、年を取ってから恥をかくことがありますよ」という戒めです。

令和5年度入学式が挙行されました。

令和5年 4月11日(火)

さわやかな新緑と、良い日和(ひより:お天気)に恵まれ、令和5年度の入学式は、全員の新入生と保護者の皆様を迎えて行われました。

 

校長からは、これからの高校生活では「人と授業を大切にすること」の内容の式辞がありました。また学校運営協議会の角田会長様からは、「自分の可能性を思いっきり試してほしい」との内容で、お祝いの言葉をいただきました。

厳粛な雰囲気の中にも、保護者の皆様の子どもを想う温かな気持ちに包まれた入学式でした。

希望に胸を膨(ふく)らませた皆さんの期待に応(こた)えられるように全力で指導してまいります。

令和5年度前期始業式 校長講話~「普通科生が目指すもの」~

令和5年 4月10日(月)

明日は入学式で新入生を迎えます。令和5年度の本格スタートにあたり、「普通科の『普通』の語源に触れながら、在校生が率先して学校生活に挑戦してほしい」との校長講話がありました。



在校生に挑戦してほしいことの一つに、資格取得があります。英語検定やビジネス文書事務検定、漢字検定などがありますが、講話の冒頭、漢字検定2級の問題クイズが出されました。

次のスライドは、生徒の皆さんと一緒に受けた昨年の漢検2級の問題です。A~Eの中で一つだけ部首が違う漢字がありますが、どれだかわかりますか?

さすがです。生徒は正解しましたね。この問題が解けるのですから、ぜひ、漢検を受けて、自分の頑張りを残してみませんか。

さあ、いよいよ本題です。次の2つのスライドは、現在の玉野備南高校の学科に関係する漢字2文字です。わかりますか?

これまたスゴイ!

3人の生徒が次々に正解を言ってくれました。そうです。2つのスライドの漢字を合わせると「普通」という熟語になります。今日のテーマはこれです。

「普」の漢字の成り立ちは、昇る朝日が家並みをまんべんなく隅々(すみずみ)にわたって照らすことから来ています。このことから「あまねく」と読み、「全て」という意味です。太陽がない「並」とは違うのです。

太陽の「日」の漢字が入っていることから、普通科で学ぶ人は、太陽が自ら輝くように、自分で学び、考えることが期待されています。

全てに通じるような学びをしたことで、世の中で困っている人や立場の弱い人を助けられる人物になれるのです。

「全てに通じる学び」とは、どんなこともできるようになることだけではありません。多くの分野を学び知ることで、たとえ自分自身はできなくても、困っている人とその解決策を知っている人とを結ぶこともできるのです。

次のスライドは、本年度の学校グランドデザインです。「生徒一人一人の能力・特性・環境に応じた多様な進路実現と人間力の育成を目指す学校」を創るための計画図です。

  

進路実現のための3つのスキルアップと、それを営むための根本になる「人間力の育成」を図るために、さまざまな教育活動を進めていきます。

普通科のBinan高校でできることが、これからの時代を生き抜く「自分で考え、取り組む主体性」や「調整するコミュニケーション力」、「粘り強く頑張る力」を確実に育んています。

さあ、これからいろんなことに挑戦してみましょうよ!!

令和5年度新任式がありました。

令和5年 4月10日(月)

この度の人事異動で、新しく9名の先生方をお迎えしました。

事務長の近藤先生、主査の岡本先生、保健体育科の藤澤(ふじさわ)先生、英語科の西明寺(さいみょうじ)先生、国語科の小野先生、福島先生、数学科の神(じん)先生、家庭科の依田(よだ)先生、情報の藤井先生です。



新任者を代表して、保健体育科の藤澤先生から「早く学校に慣れて、それぞれの持てる力で、生徒の皆さんと一緒に頑張っていきたいです」と、心強い挨拶をいただきました。



新しい先生方、どうぞよろしくお願いいたします。

今日から新年度がスタートしました。

令和5年 4月 3日(月)

令和5年度が今日から始動です。

新しい先生方や事務の方々をお迎えし、玉野備南高校に通ってくる在校生や新入生の受け入れ準備をしています。

 

 

来週の10日は始業式、11日には入学式がありますが、そのころには、桜の花びらはおそらく散っていることでしょう。その代わり、新入生にふさわしい木々の新緑が迎えてくれることでしょう。

新年度のスタートを記念して今日の空と花、海の様子をお伝えします。

 

 

 

大槌島も桜が咲いているようです。

海も空も、花も美しい玉野へようこそ! そして私たちの学校、玉野備南高校へようこそ。