BinanDiary

2023年6月の記事一覧

備南ファームで花を植える

令和5年 6月29日(木)

今朝の「ひまわり」です。

総合的な探究の時間SHOPの「備南ファーム」(担当:川鍋先生)で、生徒の皆さんが玄関前の花壇を整備しました。

季節の色とりどりの花がフラワーポッドや車寄せ近くの花壇に植えられました。

その日は梅雨の真っただ中で、朝から蒸し暑く、土をならしたり、草を抜いたりする作業には厳しい天気でした。

備南ファームのメンバーは、大汗を描きながら丁寧に一つ一つ、人から見てもらう向きも考えながら植えていました。

お疲れさまでした。

交通安全!自転車もヘルメットを

令和5年 6月29日(木)

この4月から自転車運転を運転するにしてもヘルメットが着用が努力義務となりました。

自転車は便利な乗り物ですが、交通事故に遭ったら、身体そのものが自動車やガードレール、固いアスファルトに叩きつけられることになります。

特に頭部へのダメージは何としても防がなければなりません。

    

    

そのようなことから、交通担当の小野先生や生徒会のメンバーが中心となって交通安全の啓発(けいはつ:注意すること)のため、のぼり旗を自転車置き場に設置しました。

付け加えて言えば、本校は「全高P連賠償制度」に生徒全員が加入しています。

万が一、生徒の皆さんが自転車運転で加害者になった場合は、対人・対物合わせて1億円までの賠償に対応できる保険制度です。事故を起こした場合は、自身の安全を確保しつつ、被害者の救助を最優先にしてくださいね。そして必ず救急車や警察を呼んでください。

若い消費者を守れ!~数学活用でできること~

令和5年 6月27日(火)

◆3年生の数学活用(担当:神先生)の授業では、「身の回りの数学」をテーマにしていました。

実生活の中にある数学的な思考は、生徒にとってもイメージしやすい内容だったようで、難しめの問題も果敢(かかん:頑張ること)に挑戦していました。

この日テーマは「ローンを組んだら…」でした。毎月、決まった金額を返済する均等分割払い(きんとうぶんかつばらい)について考えました。

文字が出てきてかなり難しい内容でしたが、生徒は諦めずに最後まで頑張っていました。

成人年齢の引き下げで、18歳から自分自身でローンの契約ができます。「月々のお支払いはわずかですよ」「無理なく買えますよ」なんて甘い言葉に乗ってはいけません。

月々の支払いはわずかでも何年間払い続けるのか? 元金(がんきん:もとの購入代金)にどれたけ余分(よぶん)に利息(りそく)を払うのか? それらを考えるきっかけになったことでしょう。

  

  

 

いつもは軽いめまいを覚える文字式(これは記者の感想)ですが、今回の授業で文字の使い方が理解できたことでしょう。

よく頑張っていましたね! さあ、テストも頑張りましょう!

神先生、難しいけれど興味深い授業をありがとうございました。

3年生は企業訪問、1・2年生は進路講座。

令和5年 6月22日(木)

キャリア教育の一環として、企業訪問と進路講座を体験しました。

◆3年生は玉野市の優良企業として有名な東児が丘マリンヒルズゴルフクラブと三国工業株式会社を訪問させていただきました。

そこで、仕事のやりがいやチームワークの必要性を教えていただきました。

御多用の中、いろいろと実地に教えてくださり、ありがとうございました。

◆1・2年生は自分たちの興味関心のある進路講座に参加し、説明を聞いたり、ミニ体験をさせてもらったりしました。

働くことへのイメージはつかめたでしょうか。

仕事は苦しいことばかりではありませんよ。どんな仕事に就いても、自分ならではの良さが発揮できる場面はあります。

それが私たちが持っている個性です。それが仕事を通じて手にする喜びです。

全ての喜びや充実感は、辛さや苦しさを越えた向こう側にあります。(もうすぐ定年を迎える記者はそう感じています。)

みんなが参加できる球技大会!

令和5年 6月21日(水)

お楽しみの球技大会が行われました。

競技はドッヂボールとドッヂビーの2種目に分かれて、それぞれが参加しやすい方に参加します。

ドッヂボールは柔らかいボールで、ドッヂビーは柔らかいスポンジのフリスビーを使います。

どちらのコートからも歓声が上がっていました。

熱闘を制したのは、2年生チームでした。3年生は2年生に花を持たせましたね。1年生は2年生を立てましたね。

いやいや、2年生の実力でしたか。

ケガもなく、楽しかった球技大会は、クラスの親睦(しんぼく)になったようでした。お疲れさまでした。

教育弘済会から激励をいただきました。

令和5年 6月20日(火)

教育弘済会岡山支部の中山参事が来校されました。

昨年度、個人の研究論文の部門で本校の教員が「優秀」を受賞したことに対して、お祝いの言葉をいただきました。

(一昨年度には「学校研究助成事業」に応募し、審査にパスして助成していただいています。)

本校のさまざまな取り組みを聞かれた中山参事は、個人レベルや学校レベルで研究にまとめるように勧めてくださいました。

玉野備南高校を魅力ある学校にするために、また「学び続ける教員」であるために、取り組んだこと、考えたことを残してみたいと思います。

御多用の中、御助言をありがとうございました。

直島町の津山教育長が来校されました。

令和5年 6月20日(火)

御多用の中、直島町教育委員会の津山教育長が来校されました。

津山教育長と同町教委の岡本参事は、毎年、直島町から通っている生徒の学校を1校1校巡って、生徒の様子を聞かれています。

教育長自ら生徒一人ひとりの様子を把握され、出身中学校や保護者に状況を伝えていらっしゃると伺い、大変素晴らしいことと感じ入りました。

しかも、町出身の生徒を受け入れているということで、本校は活動助成に関わる御厚志を賜(たまわ)りました。

直島町の教育に対する熱意が、津山教育長から伺えたひとときでした。

御来校、誠にありがとうございました。

授業を楽しめ! ~月曜日の時間割から~

令和5年 6月19日(月)

卒業生の皆さん、お元気ですか?このブログを見てくださっている方も多いと聞きます。

後輩が職場見学に行くかもしれませんが、よろしくお願いします。

さて、6月は疲れの出やすい時期ですが、後輩たちは授業を楽しんでいましたよ。

 

◆数学総合の神(じん)先生の授業では、お金のちょっとした幸せ「オリソク」の仕組みについて学んでいました。

元利の計算です。通帳を見て、金額はともかく利息が付いていると嬉しいものですね。(でも最近、印字(いんじ)されていないなぁ)

 

◆体育の藤澤先生の授業では、バレーボールをしていました。

なんと、ALTのユーシフ先生も飛び入りで参加しています。バレーボールの備南ルールは、ワンバウンドならOKということもあって、誰もが楽しく参加できるようになっています。

ユーシフ先生、ナイスファイト!

 

◆地理総合の中島先生の授業では、世界規模で進む難民の動向についての話がありました。

現在、確認されているだけでも、日本の人口と同じくらいの難民の方が、住むところをはじめ、生命の危険にさらされているとのことでした。難民の方からすれば、空調のある教室で授業が受けられ、自分の好きな部活動ができる玉野備南高校は、夢のような世界かもしれません。

このような世界に暮らしている私たちにできることを考えてゆく授業でした。

テニス部、PBL型練習メニューを立案!

令和5年 6月16日(金)

金曜日は今年度から13時10分から授業開始のため、テニス部は午前中に学校の近所にある玉野市民総合運動公園で練習をしています。

学校にはテニスコートがないので、玉原のコートでは実践さながらの練習ができます。

最初に試合をして、そこでそれぞれの課題を発見し、その後に克服に向けた練習メニューを組み立てて練習に努めるというものです。

この練習メニューは生徒の発案によるものです。この「PBL型メニュー」で練習を行ったところ、それぞれの改善効率が非常に高く、よい試みに思えました。

日ごろの授業だけではなく、部活動でも生徒主体のPBLを積極的に取り入れていきたいです。

【取材:テニス部顧問 神】

感謝の気持ちを表す ~国語表現の授業~

令和5年 6月15日(木)

◆小室先生の国語表現の授業で、生徒たちは「感謝の気持ちを伝えること」を学んでいました。

切り出しにくい頼み事を、柔らかな表現で頼むにはどうすれば良いかを考えてみました。

生徒たちは互いにいろんな表現を言葉に出してみて、言われた側はどう感じたかを伝え合いました。

同じ頼み事をするにしても、「~ようにしてください」「~のために…してください」というよりも、「~してくださいませんか」と、文末を疑問形にしてみると、より婉曲(えんきょく:おだやかな様子)表現になることを確認し合いました。

簡単なことかもしれませんが、ちょっと深く分析してみると、

これは「~してください」と、相手に直接的に行為を求めることから、「~してくださいませんか」と、行動を相手の意思に間接的に委(ゆだ)ねることで、相手の自由意志を尊重するからでしょうね。

井上ひさしさんの「難しいことを易(やさ)しく、易しいことを深く、深いことを面白く……」という言葉を教育界の大先輩から教えていただいたことがあります。全くその通りでした。

何気ない表現も「どうしてかな?」と深掘りして考えてみると、結構、面白いですね!