BinanDiary

令和5年度後期終業式の校長講話。~第二の故郷、玉野とわが備南!~

令和6年 3月21日(木)

白髭校長にとって、定時制高校は教員生活の「原点(母港)」であって、最後にもう一度、定時制の生徒たちと一緒に頑張りたかったそうです。

そのようなことから、3年間の玉野備南高校の勤務では、これまでの経験と持てる力の全てを注ぎ込んだそうです。

 

今日の講話は、まず「玉野」の名の由来(ゆらい:「今の名前になった理由」の意)から始まりました。

「ひのたま市」という名前になっていたら、ちょっとビックリですよね。

 

 

次に本校の校歌について、1番から3番までの歌詞の意味の説明がありました。来年度からは式や集会の折には、みんなで歌ってみましょう。

このホームページでは、ICT支援員の青井様のお力でどの画面からでも校歌が聞けるようになっています。ぜひお聞きください。

七五調の歌詞は歌いやすく、1番は備南高生の心意気、2番は備南高校の歩んで来た道、3番は備南高校に対する期待という構成になっています。

 

最後に「学校の価値」についての話がありました。

「学校の価値」は、自分を本気で叱ってくれる「良師」と一生の付き合いができる「良友」に出会えるかによって決まるということでした。

そんな「良師」に出会うためにも自分が本気になることを話されました。また、一生の友になる人物「良友」との出会いは「五分と五分の対等の付き合いでなければならない。一方が他方を組み従えるような関係や相手を尊重しない関係では成立しない」ということでした。

お互いに本気の仲で、本音を言い合う仲なら、時にはケンカもします。リアルな人間関係では、人との衝突も当然起こるということを知っておいてほしいのです。そのぶつかり合う中で、本物か、偽物(にせもの)かがわかってくるはずです。

一時のケンカで一生口を利かないというのは、ちょっと早計(そうけい:「結論を出すのが早い」の意)かもしれませんよ。

そして、行き悩んだり、心が折れそうになったりした時こそ、学校にいらっしゃい!この玉野備南高校があなた方の原点(母港)なのだから」と、力強いメッセージを生徒たちに残されていました。

この玉野備南高校の終業式に合わせて、姫路先生(前倉敷翔南高校長)がお花を届けてくださいました。

ありがとうございました。