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BinanDiary
夏の終わり。
令和5年10月 3日(火)
今朝はこれまでの暑さから解放され、涼しさが身に心地よい朝ですね。
玄関前の花壇にあるヒマワリも次第に枯れていってます。
強い夏の日差しに顔を上げていた花も、今は来夏に思いを馳(は)せるかのように傾(かし)いでいます。
傾いだその面持ち(おももち:顔つき)には、来年に花咲く種がしっかりと貯(たくわ)えられています。
昔の人が「桜は満開を、月は満月ばかりを愛(め)でるべきではない」と言っていますが、なるほど、ヒマワリも咲き誇った姿ばかりを見るものではありませんね。
ヒマワリは盛りを過ぎて枯れようとしていますが、次の世代のためにしっかりと種を育てるために立ち続けています。そう考えると目の前の姿もまた美しく感じられるから不思議です。
人の美しさもまたそうありたいものです。
玉野備南高校 校歌