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BinanDiary
薬物乱用防止教室が開かれました。
令和6年 1月11日(木)
岡山県警本部生活安全少年課から福長様・芦田様が来校して、「薬物乱用防止教室」と題して講義してくださいました。
青少年の薬物乱用の話ばかりではなく、闇バイトの勧誘の手口や刑法犯少年の内訳等、岡山県のデータや全国の動向を交えて教えてくださいました。
令和4年度の刑法犯少年が岡山県全体で561人という数字が示され、全国ワースト8位だそうです。この数字をどうとらえるか?人口の割には多いように思えますが、「悪いことはやってはいけない」ときちんと警察が指導している現れだと、長年、生徒指導をしてきた記者はとらえています。
ハラスメントが強調されるあまり、「ダメなことはダメ」とハッキリと言えない風潮が一部にはあります。
しかし、将来ある子たちが人の倫(みち)を誤らないように導くためにも、きちんと叱ることが責任ある大人の務めだと考えています。ですから、してはいけないことをきちんと叱らなかったり、いじめを見過ごしにしたりする大人は卑怯だと思っています。
警察の方だけに叱ることを任せず、「大人全体が子どもに善(よ)き導きをする必要がある」ということを考えさせられた今日の講義でした。
講義は生徒会長の東さんがお礼の言葉を伝えて終わりました。福長様・芦田様、ありがとうございました。
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