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家庭に潜む危険! ~家庭基礎Ⅰの授業から~

令和5年 9月 5日(火)

家庭基礎Ⅰの授業(担当:児島・依田先生)では、「家庭に潜(ひそ)む危険」というテーマで、家庭内で起きやすい事故について学びました。

まだまだ暑い日が続きますが、まず注意したいのが、寒い時期によく起きる「ヒートショック」という現象だそうです。お風呂に入る時、冷たい身体のままで熱い湯船に入ってしまうと起きてしまう事故です。年間約1万9千人近くの人がこの事故で家庭内で亡くなっているそうです。交通事故で亡くなってしまう人が年間約1万人と言われていますから、すごい数です。

次に注意したいのが、誤嚥性(ごえんせい:食べ物や飲料が気管に入った状態でかかる)肺炎だそうです。飲み込む力が弱い幼子やお年寄りは特に注意です。一度に大量に飲み食いするのではなく、小さくゆっくり食べさせてあげる必要があります。

最後に学んだのが、家庭内の火事です。「タコ足配線」と呼ばれる、一つのコンセントにいっぱいさした配線の危険性について学びました。また、ガスコンロ付近からの失火(しっか:不注意から火事を出してしまうこと)も多いということで、料理をする時は目が離せません。

ちょっとした油断から大事になります。しかし、いつもちょっとしたことから起きているなら、いろいろな場面でちょっと注意をするだけでも防げるものは多くあるような気がしました。

児島先生、依田先生、ありがとうございました。