BinanDiary

名は体を表す⁉ ~実の不思議な生い立ち~

令和5年10月18日(水)

生涯学習セーター「ミネルバ」の玄関の花壇にその不思議な植物はあります。

総合的な探究の時間「SHOP」の「備南ファーム」(担当:川鍋先生)で収穫に向けて、毎日の手入れが続いています。

ことわざに「名は体を表す(なはたいをあらわす)」とありますが、「名前はそのものの内容を表す」という意味です。

この農作物は、「花が咲いて、咲き終わったらその子房が土の中に潜っていき、土の中で実を付ける」という特徴があります。「子房(しぼう」は、めしべの元の膨(ふく)れた部分を言います。

写真の矢印が指している赤色の「◯」の部分の土の中に、見慣れた実ができているはずです。土の中の状態が見えないので、熟(う)れたかどうかは試し掘りをして確認するそうです。

試し掘りをしてさやの部分に網目模様ができていれば熟れていますが、さやがツルツルの状態はまだ熟れていないとのことだそうです。

「花がち、

 そののめしべの部分が土に潜って、

 実がまれる」。

この食べ物はまさに「名は体を表す」ですね。