BinanDiary

この1年を振り返って、~生徒課長からの注意~

令和6年 3月21日(木)

終業式の最後に、校長先生から松岡先生と川鍋先生の研究論文の受賞披露がありました。

川鍋先生は「本校における通級指導」についての研究で、松岡先生は「生徒指導プログラムの有効性」についての研究成果が受賞の理由です。

松岡先生は「大人になる前の生徒が失敗するのは当たり前、人間は失敗した後が大切」という発想から、失敗した生徒に学校全体で関わって指導するプログラムを作成しました。

中途退学者を少しでも減らし、再びクラスの集団で過ごすにはどうすれば良いのかを、本人、保護者、学校で考えて取り組んでいくというものです。

「失敗を認め、失敗から信頼を取り戻していく」という社会にならなければ、ウソを隠し通し、責任から逃げ惑う醜い大人になってしまいます!そういう大人が残念ながら今の世の中にはいます。

玉野備南高校の生徒には、こんな大人にはならず、堂々とした生き方をする人物になってほしいと願っています。

今年の反省をもとに来年の重点について松岡先生から注意がありました。

◆不注意の遅刻を減らすこと。どうしても休まなければならない時は、必ず仕事先や学校に連絡すること、これは社会のルールです。

◆SNSなどに悪口を書き込まないこと。言葉遣いを正すことも社会人として大切なマナーです。

◆車両の定期点検をすること。事故は自分が遭っても相手を巻き込んでも不幸になるだけです。