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2023年7月の記事一覧
炎天下に咲く花たち
令和5年 7月28日(金)
連日、猛暑が続いています。熱中症にはくれぐれも気を付けてください。
この猛暑の中にあっても、生徒が植えてくれた花々は、自分なりの色で精一杯咲いています。
職員の異動 ~松本先生が復帰されました!~
令和5年 7月28日(金)
育休中だった松本先生が復帰されました。
3年生の担任を務めてくださるとともに、数学の授業を担当されます。
これまでも数学をわかりやすく丁寧に指導してくださっていました。生徒の皆さんもわからないところはどしどし質問してくださいね。
きっと、「アッハ体験」ができるでしょう(喜)。「アッハ体験」とは、「アッ、わかった!」「ハッ、そうだったのか!」と気付く体験のことを言います。
教職員を代表して近藤事務長から花束が贈呈されました。
テニスコートを作る! ~ある先生の奮闘~
令和5年 7月25日(火)快晴
長らく雨が降り続き、やっと梅雨明けを迎えたかと思うと、今度は連日の猛暑に見舞われています。
戸外の活動は熱中症警戒レベルの「危険」になっています。グラウンドの草はその隙(すき)にグングン伸びています。
暑さが落ち着いたときにテニスができるようにと、顧問の藤澤先生が鍬(くわ)で広いグラウンドの雑草を一人で黙々と削っていました。
「徳は孤ならず、必ず隣り有り。(とくはこならず、かならずとなりあり:「他人を思いやる人は孤立しない、必ず助ける仲間がいる」との意味)」とは、『論語』の一節ですが、この後、草削りをする藤澤先生に力を貸す隣人(りんじん)が現れました。
テニス部員は愛されていますね。そして藤澤先生、ありがとうございます。
退任式を行いました。~神先生に感謝!~
令和5年 7月19日(水)
この4月から松本先生の育休代員として赴任してくださいました、神 哲也(じん・てつや)先生が、27日(木)をもって御退職となります。
神先生には、数学科の教員として、3年生のクラス担任として、またソフトテニス部の顧問として、玉野備南高校の教育活動を熱心に、そして誠実に尽力(じんりょく:力を出し切る)してくださいました。
(上の写真は、生徒会長の三枝さんのお礼の挨拶を受けている神先生)
新任地での御活躍と、校務多用の折から御健康をみんなで祈っています。
誠にありがとうございました。
令和5年度前期終業式 校長講話~「社会で求められるもの」~
令和5年 7月19日(水)
前期終業式では「社会で求められるもの」についての校長講話がありました。
(以下の内容は講話の一部です。)
お決まりの漢字クイズです。一字だけ違う漢字はどれでしょうか?今回も秒で(瞬時に)答えてくれました。
そう「差」です。
3年生はこれから応募前見学、2年生はインターンシップ、1年生は学校生活にも少し慣れたことからアルバイトに挑戦の時期です。
「人生100年時代」とも言われますが、高校の3~4年間は、人生全体から見ればスライドのような位置です。
どのように感じますか?備南を卒業した後、正社員として就職して定年までおよそ40年ほどの歳月があります。安易な進路選択はするべきではないという趣旨から、統計に基づいたアルバイトとの生涯賃金の「差」を見てみました。
もちろん、アルバイトがいけないわけではありません。
ただ、3年生がこれから挑戦する正社員となって企業で働く場合のことを少し考えてみました。学校は皆さんの希望に合った勤め先を一緒になって考えてゆきますが、ケガをしても病気になってもある程度長く勤められる職場を提案したいのです。
そのために求められる「力」は、本校が学校グランドデザインに掲げた育成したい資質・能力とピッタリと合っています。
一番は「思いやりの力」です。よくテレビや新聞では、コミュニケーション力とか、協調性とか言われていますが、それらはつまり「思いやりの力」のことを言っています。
相手の気持ちを聴いたり、励ましの言葉を伝えたりする力。または、困っている人に寄り添い、手を貸そうとする力とでも言いましょうか。
さて、これから社会の扉を開く生徒の皆さんが犯してはいけない漢字はどれでしょうか?
そう「罪」です。
高校生の年齢では、「いたずら」や「いじり」と思っていたことが、次のスライドにあるように罪に問われます。
せっかくの就職先も失ってしまうかもしれません。
仕事ならまた別の仕事にチャレンジすることもできるかもしれませんが、大切な人の信頼をいったん失えば、二度と取り戻すことはできない場合があります。
SNSへの悪口の書き込みは、消せないことから「情報の刺青(いれずみ)」と呼ばれもし、就職や結婚など将来蒸し返されることから「情報の時限爆弾」と言われもします。
SNSへの悪口の書き込みは、相手を傷付けるだけではなく、巡り巡って書き込んだ自分をも傷付けてしまう「ブーメラン」になるのです。絶対にしてはいけません。良くなろうとするあなたの未来の扉を閉ざすことになるから、決してしてはいけないのです。
何事も「アクセル」と「ブレーキ」が大切です。
自分の良さはアクセル全開ですが、やってはいけないことは自分にブレーキをかけて絶対にしない!そのブレーキの利きの良さが「信頼」につながると私は考えています。皆さんはどう考えますか?
玉野備南高校 校歌